アジアにおけるネットゼロへの取り組み ― 気候変動に関する株主提案のガイド

気候変動がますます喫緊の課題となる中、アジアにおける企業の気候変動への取り組みとして、過去5年間スチュワードシップは、新たな、そして広く受け入れられる様になってきました。この背景には、アジアにおいて企業のネットゼロへの移行の道筋に対する規制への注目が高まっていることがあります。 

「アジアにおけるネットゼロへの取り組み ― 気候変動に関する株主提案のガイド」は、アジアに焦点を当てている投資家に向けた資料です。気候変動対策問題に関して責任あるスチュワードシップを行う際に、より広範な企業に対するエンゲージメントの選択肢として株主提案を提示しています。 

本ガイドでは、インド、インドネシア、日本、マレーシア、中華人民共和国、香港特別行政区、フィリピン、大韓民国、シンガポール、タイ、ベトナムのアジア11カ国の一流企業弁護士が、気候変動に関する株主提案の枠組みについて専門的な分析を提供しています。また、各国の専門家は投資家のエンゲージメントをその国での適切な状況に合わせるため、各国内における気候変動リスクやESGに関連する主要な動向をまとめています。